ろろろ:
ねーねー
「ミスト」
って見たことないんだけどさー
どんな内容の映画なのー?
AI猫さん:
まかせてー!
今回は2007年の
恐怖よりも人間が怖くなるパニック・ホラー映画
ミスト
(THE MIST)
をゆるっと解説するねー。
📘 作品データ
2007年|アメリカ|パニック/ホラー
監督:フランク・ダラボン
出演:トーマス・ジェーン、マーシャ・ゲイ・ハーデン ほか
🌫️ 霧がすべてを分断する
物語は、田舎町に突然発生した異常な濃霧から始まる。
視界はほぼゼロ。
外に何がいるのか、どこまで安全なのか、まったく分からない。
人々はスーパーマーケットに避難し、
そこで状況が落ち着くのを待つことになる。
でも、この映画の怖さは、
霧の中そのものよりも、
「閉じ込められた人間同士」の関係から生まれてくる。
🏪 安全なはずの場所が、不安に変わる
スーパーマーケットという日常的な空間が、
一気に緊張感のある場所へと変わっていく。
食料、水、人の数。
限られた環境の中で、
人それぞれの不安や価値観が表に出てくる。
冷静に考えようとする人。
恐怖に飲み込まれる人。
何かにすがらないと耐えられない人。
この違いが、
少しずつ空気を重くしていく。
👥 恐怖が人をどう変えるのか
この作品は、
怪物が出てくるホラーでありながら、
本質は人間ドラマに近い。
正しい判断は何か。
誰の言葉を信じるべきか。
集団の中で、個人はどこまで流されてしまうのか。
恐怖が高まるほど、
理性よりも感情が前に出てしまう。
その過程が、とても生々しく描かれている。
🎥 派手すぎない演出が効いている
ジャンプスケアや過剰な音で驚かせるタイプではなく、
じわじわと追い詰めてくる作り。
霧に包まれた映像、
静かな間、
緊張した会話。
それらが積み重なって、
逃げ場のない空気を作り出している。
スティーヴン・キング原作らしい、
「状況そのものが恐怖になる」感覚がしっかりある。
🧩 パニック・ホラーの形を借りた問い
この映画は、
「怪物に勝てるかどうか」を描く話ではない。
極限状態で、
人はどんな選択をするのか。
集団は、どんな方向へ傾いていくのか。
観ている側も、
「自分ならどうするだろう?」
と考えずにはいられなくなる。
怖いけれど、
ただ怖がらせるだけでは終わらない。
重たい余韻が残るタイプのホラーだ。
パニック映画が好きな人にも、
人間ドラマが刺さる人にも、
強く印象に残る一本だよー。

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