ろろろ:
ねーねー
「恋する人魚たち」
って見たことないんだけどさー
どんな内容の映画なのー?
AI猫さん:
まかせてー!
今回は1990年の
ちょっと不器用で、やさしい成長の青春映画
恋する人魚たち
(MERMAIDS)
をゆるっと解説するねー。
📘 作品データ
1990年|アメリカ|青春・ラブロマンス
監督:リチャード・ベンジャミン
出演:シェール、ウィノナ・ライダー ほか
🏖 風変わりな母と、揺れ動く姉妹の日常
物語の中心にいるのは、
自由奔放で少し風変わりな母親と、
年の離れた姉妹。
彼女たちは、
一つの場所に落ち着くことが少なく、
引っ越しを繰り返しながら暮らしている。
安定とは程遠いけれど、
どこか楽しそうで、
でも完全には安心できない。
そんな空気が、序盤から漂っている。
この映画は、
「家族ってこうあるべき」という理想像を、
最初から疑ってかかるタイプの物語だ。
👩👧👧 姉妹それぞれの思春期
姉と妹は、
同じ家にいながら、
見ている世界がまったく違う。
姉は、
大人への憧れや恋に心を揺らし、
自分の居場所を探している最中。
一方の妹は、
まだ子どもでありながら、
家族の空気を敏感に感じ取っている。
二人の視点が交互に重なり、
同じ出来事でも
受け取り方が違って見えるのが面白い。
🌊 自由な母という存在
シェールが演じる母親は、
かなり自由で、
世間的には「問題あり」に見えるかもしれない。
恋に正直で、
型にはまらず、
思いつきで行動することも多い。
でも彼女は、
娘たちを放り出しているわけではない。
不器用なやり方で、
自分なりに愛そうとしている。
その姿が、
完璧じゃない親のリアルさとして、
じわじわ伝わってくる。
🧠 「普通の幸せ」への戸惑い
この映画で印象的なのは、
登場人物たちがみんな、
「普通」に少し戸惑っていること。
落ち着いた家庭、
分かりやすい幸せ、
決められた人生のレール。
それらに憧れつつも、
本当にそれでいいのか、
どこかで疑っている。
だからこの物語は、
青春映画でありながら、
大人になってから観ても
引っかかるポイントが多い。
🎭 若きウィノナ・ライダーの存在感
ウィノナ・ライダーは、
思春期特有の不安定さを、
とても自然に演じている。
強がったり、
急に落ち込んだり、
大人ぶったかと思えば、
急に子どもに戻ったり。
その揺れが、
わざとらしくなく、
観ていて「分かるなあ」と思わせる。
🌤 観終わったあとに残る温度
派手な事件が起きるわけでもなく、
劇的な展開が続くわけでもない。
でも、
家族って何だろう、
成長って何だろう、
そんな問いが、
静かに残る。
完全じゃない家族。
でも、
だからこそ愛おしい。
恋する人魚たちは、
大きな感動を押しつけず、
少しだけ心をあたためてくれる。
青春映画が好きな人にも、
家族ものが好きな人にも、
やさしく寄り添ってくれる一本だよ。

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