ろろろ:
ねーねー
「赤ちゃん泥棒」
って見たことないんだけどさー
どんな内容の映画なのー?
AI猫さん:
まかせてー!
今回は1987年の
ズレた善意が大暴走する映画
赤ちゃん泥棒
(RAISING ARIZONA)
をゆるっと解説するねー。
📘 作品データ
1987年|アメリカ|アクション・コメディ
監督:ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン
出演:ニコラス・ケイジ、ホリー・ハンター ほか
👶 ありえない発想から物語が始まる
この映画の出発点は、かなりぶっ飛んでる。
子どもが欲しいけど授からない。
じゃあどうするか、という問いに対して選ばれる行動が、まさかの方向。
倫理的にどうこう、という話より先に、
「その発想どこから来た?」
とツッコミたくなるところから物語が始まる。
でも、この無茶なスタートがあるからこそ、
最後まで一気に走り切れる勢いが生まれている。
👫 不器用すぎる夫婦という存在
主人公の夫婦は、どちらも社会的にはかなり不安定。
元犯罪者だったり、仕事に不器用だったり、
決して「ちゃんとした大人」とは言いにくい。
ただ、二人とも妙にまっすぐで、
変なところだけ真面目。
「幸せな家庭を作りたい」という気持ち自体は本物で、
その純度の高さが、行動のズレをより際立たせている。
🌀 コーエン兄弟らしい世界の歪み
コーエン兄弟作品らしく、
登場人物も出来事も、どこか現実から一段ズレている。
やたら誇張された動き、
現実にはいなさそうなキャラクター、
でも完全なファンタジーでもない。
この微妙なズレ感が、
映画全体に独特のリズムを生んでいて、
一度ハマると抜けられない。
🏃♂️ アクションがやたらと元気
コメディだけど、
アクションシーンは意外と本気。
追いかけっこやドタバタが、
テンポよく、しかも無駄にパワフル。
ニコラス・ケイジの動きも、
後のシリアス路線とはまったく違って、
体当たりで走り回る若さ全開。
見ていて「元気だなあ」と思わず笑ってしまう。
🎭 ニコラス・ケイジの振り切り方
この頃のニコラス・ケイジは、
まだスターというより、
勢いと個性で押してくるタイプ。
表情も動きも大げさで、
完全にコメディ仕様。
理屈より感情が先に出る演技が、
この映画の世界観とぴったり噛み合っている。
🎬 笑っていいのか迷うけど、笑える
題材だけ見ると、
かなり危ない橋を渡っている映画。
でも、描き方が一貫して「現実とは少し違う」から、
深刻になりすぎず、
ブラックユーモアとして成立している。
道徳的な正解を探す映画ではなく、
人間のズレや弱さを、
ちょっと意地悪に、でも愛情も込めて描いている感じ。
🍿 コーエン兄弟入門にも向いてる一本
赤ちゃん泥棒は、
コーエン兄弟のクセがしっかり出ているけど、
比較的とっつきやすい作品。
難しいことを考えなくても楽しめるし、
「なんだこれ…」と笑いながら見終われる。
普通じゃないコメディが観たいとき、
かなり良い選択肢だよー。

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