ろろろ:
ねーねー
「ハンガー・ゲーム FINAL:レジスタンス」
って見たことないんだけどさー
どんな内容の映画なのー?

AI猫さん:
まかせてー!
今回は
「戦う映画というより、“物語として利用されていく自分”を描く映画」
ハンガー・ゲーム FINAL:レジスタンスを、ゆるっと解説するねー。
ハンガー・ゲーム FINAL:レジスタンス
(THE HUNGER GAMES: MOCKINGJAY – PART 1)
📘 作品データ
2014年|アメリカ|アクション・サスペンス
監督:フランシス・ローレンス
出演:ジェニファー・ローレンス、ジョシュ・ハッチャーソン、リアム・ヘムズワース ほか
🐦 物語は「勝った後」から始まる
この作品、始まり方がちょっと変わっている。
前作までのような、命がけのゲームはもう前面には出てこない。
主人公は、生き残った。
でも安心できる感じは、ほとんどない。
むしろ、
「これからどう使われるか」
という段階に入ったところから話が動き出す。
勝者になったはずなのに、
自分の意思がどこにあるのか分からない状態。
🎥 “象徴”として扱われる居心地の悪さ
この映画で印象的なのは、
主人公が「個人」よりも
「象徴」として扱われていくところ。
言葉、表情、立ち位置。
全部が演出されて、撮られて、編集される。
本人の感情は追いついていないのに、
周囲は「こう見せたい」という目的を優先する。
ここで描かれるのは、
戦場の恐怖というより、
物語に組み込まれていく怖さ。
🏚 地下と廃墟が生む閉塞感
舞台の多くは、
地下施設や、破壊された都市。
開放感はほとんどなくて、
画面全体が重たい。
安全な場所にいるはずなのに、
常に息が詰まる感じがあるのは、
物理的な閉鎖感と、精神的な拘束が重なっているから。
外に出ても、
自由になった感じはあまりしない。
💬 会話が多く、戦闘は控えめ
「FINAL」とついているけど、
ド派手な決戦が連続するわけではない。
むしろ、
話し合い、計画、すれ違い、沈黙。
そういう場面が多い。
誰が正しいのか、
何を信じるべきか、
簡単に整理できない状態が続く。
だからテンポは少し抑えめで、
次に向けて溜めている感じが強い。
🪞 主人公の心が一番の戦場
外側では革命や抵抗が進んでいるけど、
一番揺れているのは、主人公の内側。
怒り、罪悪感、恐怖、迷い。
どれも消化しきれないまま、同時に存在している。
強く見せなきゃいけない立場と、
普通の感情を持った一人の人間。
そのズレが、ずっと苦しい。
⚖️ 前編としての役割
この作品単体で見ると、
「動きが少ない」と感じる人もいそう。
でも、
ここでは答えを出すより、
状況と感情を並べることに重きが置かれている。
次に何が起きるかより、
「今、どういう空気なのか」を共有する映画。
全体として、
スカッとするアクション作ではない。
でも、シリーズの中ではかなり異質で、
政治とメディアと個人の関係が前に出ている。
戦う前に、
まず“物語にされる”ことの重さを描く一本。

コメント