
ねーねー
「カットスロート・ナイン」
って見たことないんだけどさー
どんな内容の映画なのー?

了解ろろろ!
1972年、西部劇が“希望”を完全に捨てた瞬間
『カットスロート・ナイン(CUT-THROATS NINE)』
をゆるっと解説するねー。
📘 作品データ
1972年|スペイン・イタリア|西部劇・サスペンス
監督:ホアキン・ロメロ・マルチェント
出演:ロバート・ハンダー,エンマ・コーエン ほか
🔥『カットスロート・ナイン』ってどんな映画?
囚人たちを護送する一行が、雪山を越える過酷な旅に出る。
その中には、極悪非道な殺人犯たちが混じっていて、当然のように空気は最悪。
この映画、ヒーローも希望もほぼ存在しない。
あるのは疑心、恐怖、そして「誰が先に死ぬか分からない」という緊張感だけ。
西部劇というより、人間の醜さを密室で煮詰めたサバイバル地獄。
観ていて気持ちよくなる場面は、ほとんどないよ。
🌏 世界観(舞台)
舞台は、雪に覆われた山岳地帯。
マカロニウエスタンといえば砂と太陽のイメージだけど、この作品は真逆。
寒さ、白さ、静けさが支配する世界で、人の声と悲鳴だけがやたらと響く。
逃げ場はなく、自然そのものが敵。
この閉塞感が、暴力をさらに非情なものにしている。
👤 主人公
主人公らしい主人公は、ほぼいない。
護送する側も、される側も、誰も信用できない。
囚人たちは名前よりも“危険度”で記憶される存在で、人間性は削ぎ落とされている。
その中で、わずかな理性や良心が見える瞬間があるからこそ、余計に残酷さが際立つ。
「誰に感情移入すればいいのか分からない」状態が、ずっと続く。
🎞️ この映画の面白さ
① 西部劇の約束事を裏切り続ける
勧善懲悪なし。カタルシスなし。裏切りだけは大量にある。
② 暴力が“怖い”
派手じゃないのに、ひたすら嫌な暴力。死が軽く扱われない。
③ 後続作品への影響の強さ
『ヘイトフル・エイト』を思い出す人が多いのも納得の、閉鎖空間×疑心暗鬼構造。
🪶まとめ
『カットスロート・ナイン』は、楽しい西部劇を求めて観ると確実に後悔する。
でも、「人間がどこまで残酷になれるか」を直視したいなら、強烈な一本。
タランティーノが影響を受けたという話も、観ればすぐ分かる。
気分が沈んでない日に、覚悟して向き合う映画だよ。
独断と偏見に満ちた
【ろろろーぐ指標】
🍿 ポテチ映画度 ★☆☆☆☆
⏱ 体感的長さ ★★☆☆☆
🛋 ながら見適性 ★☆☆☆☆

へぇー、
なんだか面白そうな映画だね!
今度見て見ようっと♪
いやぁー、
映画って本当にいいもんですねー
さよなら
さよなら
さよならー♪

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