ろろろ:
ねーねー
この映画まだ見たことないんだけどさー
どんな内容の映画なのー?
AI猫さん:
まかせてー!
今回は
愛と野心と名字への執着が、気づいたら一族ごと飲み込んでいく
ラグジュアリーなのに泥くさい映画
ハウス・オブ・グッチ
(HOUSE OF GUCCI)
を解説するねー。
📘 作品データ
2021年|アメリカ|サスペンス・ドラマ
監督:リドリー・スコット
出演:レディー・ガガ、アダム・ドライヴァー、アル・パチーノ、ジャレッド・レトー ほか
👠 物語は、ひとつの出会いから始まる
舞台は1978年のイタリア。
パトリツィアは、ごく普通の家庭で育った女性。
あるパーティーで、グッチ創業者一族の孫マウリツィオと出会う。
彼は名門の名字を持ちながら、どこか控えめで、家業からも距離を置いている。
その距離感が、パトリツィアには魅力的に映る。
ふたりは惹かれ合い、
家族の強い反対を押し切る形で結婚することになる。
🏛️ 名字とブランドの重さ
結婚後、マウリツィオは実家と距離を取り、
パトリツィアの家業を手伝いながら生活する。
ただ、グッチという名字は、
放っておいてくれない。
一族の中で実権を握る伯父アルドは、
マウリツィオを経営の世界へ引き戻そうとする。
ここから、
家族なのか、ビジネスパートナーなのか、
線引きがどんどん曖昧になっていく。
💍 パトリツィアという存在
パトリツィアは、愛情深く、行動力もある。
同時に、かなり現実的で、野心も隠さない。
彼女は外から来た人間だからこそ、
グッチ家の歪みや甘さにも気づいていく。
その気づきが、助言なのか、介入なのか、
境目はだんだん分からなくなっていく。
物語が進むにつれて、
彼女の立ち位置も、静かに変わっていく。
🧠 家族経営の、ややこしさ
この映画、
誰が善で誰が悪か、はっきりさせない。
それぞれが、
自分なりにブランドを守ろうとしているし、
同時に、自分の居場所も守ろうとしている。
世代間のズレ、価値観の違い、
そして名字への執着。
そういったものが、
少しずつ関係を削っていく感じが続く。
🎭 役者を見る楽しさが強い
演技のテンションは、かなり振り切っている。
セリフ回しや仕草が濃くて、
一瞬で「この人、強いな」と分かる場面が多い。
誰かが前に出ると、
別の誰かも負けじと存在感を出してくる。
家族の会話なのに、
どこか舞台劇を観ているような感覚になることもある。
🕰️ 30年分の時間が流れていく
物語は長い時間をかけて進む。
関係性が少しずつ変わり、
立場が入れ替わり、
気づいたら戻れないところまで来ている。
派手な事件が連続するというより、
積み重ねの結果として、
崩れていく過程を見せられる感じ。
きらびやかな世界を描きながら、
中身はかなり人間臭い。
そんなギャップが印象に残る映画だよー。

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