ろろろ:
ねーねー
「ゾディアック」
って見たことないんだけどさー
どんな内容の映画なのー?
AI猫さん:
まかせてー!
今回は2006年の
終わらない謎に取り憑かれる実録サスペンス映画
ゾディアック
(ZODIAC)
をゆるっと解説するねー。
📘 作品データ
2006年|アメリカ|サスペンス
監督:デヴィッド・フィンチャー
出演:ジェイク・ギレンホール、ロバート・ダウニー・Jr.、マーク・ラファロ ほか
📰 事件は「解けないまま」始まる
この映画が描くのは、実際に起きた連続殺人事件。
犯人は自らを名乗り、警察や新聞社に挑発的な手紙を送りつけてくる。
ただし、この作品は事件のショッキングさを前面に押し出すタイプではない。
むしろ焦点が当たるのは、
事件を追い続ける人々の時間と労力、そして消耗だ。
最初から、何かがおかしい。
手がかりはあるのに、決定的な一歩が見えない。
その感覚が、映画全体を包み込んでいる。
🧠 主人公は「執着してしまった人たち」
物語の中心にいるのは、
事件を取材する新聞記者、捜査にあたる警察官、
そして、謎に強く惹かれていく一般人。
彼らはそれぞれ立場も性格も違うけれど、
共通しているのは「気になってしまった」という点だ。
真相を知りたい。
意味のある答えに辿り着きたい。
その気持ちが、少しずつ日常を侵食していく。
この映画は、
事件そのものよりも、
“追い続けること”が人をどう変えていくかを描いている。
⏳ 時間がじわじわ削られていく感覚
上映時間は長めだけど、
無駄に感じる場面はほとんどない。
捜査が進んでは止まり、
新しい情報が出ては振り出しに戻る。
その繰り返しが、とても丁寧に描かれる。
観ている側も、
「そろそろ何か分かるはず」と思いながら、
気づけば同じ場所をぐるぐる回っている。
この“進んでいるようで進まない時間”こそが、
この映画の最大の特徴だ。
🎥 フィンチャーらしい冷静な視点
演出は終始落ち着いていて、感情を煽りすぎない。
映像も音楽も、必要以上に主張しない作りになっている。
だからこそ、
不穏さがじわじわと染み込んでくる。
派手な恐怖ではなく、
「終わらない不安」が残るタイプのサスペンスだ。
実録を扱う作品として、
過度な演出を避けている点も印象的。
🧩 答えよりも、問いが残る映画
この作品は、
スッキリしたカタルシスを求めると、少し戸惑うかもしれない。
でもその代わり、
「真実を追うこと」
「分からないまま生きること」
について、強く考えさせられる。
事件は、いつか終わるかもしれない。
でも、関わった人の人生は、その後も続いていく。
観終わったあと、
静かに重たい余韻が残る。
サスペンスでありながら、
人の執念と時間を描いた一本だよー。

コメント