スターシップ・トゥルーパーズってどんな映画?(ネタバレなし)

ろろろ:

ねーねー

「スターシップ・トゥルーパーズ」

って見たことないんだけどさー
どんな内容の映画なのー?

Amazon.co.jp: スターシップ・トゥルーパーズ : キャスパー・ヴァン・ディーン, ディナ・メイヤー, デニース・リチャード, ジェイク・ビジー, ニール・パトリック・ハリス, ポール・バーホーベン, ロバート・A・ハインライン, アラン・マーシャル, ジョン・デイヴィソン, エド・ニューマイヤー, キャスパー・ヴァン・ディーン: DVD
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AI猫さん:

まかせてー!
今回は1997年の
熱血なのに、どこかズレてるSF戦争映画

スターシップ・トゥルーパーズ
STARSHIP TROOPERS

をゆるっと解説するねー。

📘 作品データ
1997年|アメリカ|アクション・SF
監督:ポール・ヴァーホーヴェン
出演:キャスパー・ヴァン・ディーン、デニース・リチャーズ ほか


🚀 人類 vs 宇宙昆虫、という分かりやすさ

タイトルと設定だけ見ると、
完全に王道のSF戦争もの。

人類が宇宙へ進出し、
未知の敵・巨大な昆虫型生命体と戦う。
構図はとにかくシンプルで、説明も分かりやすい。

物語は、若者たちが軍に入り、
戦場へ向かっていくところから始まる。
友情や恋愛、成長といった要素もあって、
一見すると青春映画っぽさすらある。

だからこそ、
最初はかなり“観やすい”


🪖 明るすぎる戦争映画

この映画、
戦争を描いているのに、やたら明るい。

訓練シーンは活気があり、
兵士たちは前向き。
命が軽く扱われる場面すら、
どこか勢いで押し切られる。

プロパガンダ映像のような演出や、
テンポの良いナレーションもあって、
「戦うこと」がヒーロー的に見える瞬間が多い。

でも、
その明るさが続くほど、
少しずつ違和感が溜まっていく。


🐜 敵が「虫」なのが意味深

敵は宇宙から来た巨大な昆虫。
言葉も通じず、感情も見えない。

この設定のおかげで、
「敵を倒すこと」への迷いがほとんどない。
倒しても罪悪感が生まれにくい。

でも、
だからこそ怖い。

相手が理解不能な存在になると、
戦争は一気に単純化される。
正義と悪の線引きが、
あまりにも簡単にできてしまう。

この映画は、
その単純さを、
あえて全力で押し出している。


🌀 痛快さの裏にあるもの

ド派手な戦闘シーン、
次々と散っていく仲間たち。
映像としてのインパクトは抜群で、
アクション映画として普通に面白い。

ただ、
観ているうちに
「これ、どこまで本気なんだろう?」
という気持ちも湧いてくる。

感動的なセリフや展開が、
少しだけわざとらしい。
ヒロイズムが、
妙に強調されている。

それは皮肉なのか、
それとも本気なのか。
判断を観客に委ねてくる感じがある。


🎥 ヴァーホーヴェン流・戦争の見せ方

監督ポール・ヴァーホーヴェンは、
いつも観る側を信用しない。

説明しすぎないし、
「これは批判です」とも言わない。
ただ、
分かりやすい形を極端なところまで押し出す。

スターシップ・トゥルーパーズも、
「痛快SFアクション」として観られる一方で、
そのノリ自体が問いになっている。

気持ちよく盛り上がっていいのか。
それとも、
盛り上がってしまう自分を疑うべきなのか。


🌌 何も考えずにも、考えながらでも

この映画は、
ただ楽しむだけでも成立する。

巨大な敵、
大量の兵士、
派手な戦闘。
エンタメとしての力は強い。

でも、
観終わったあとに
少し引っかかりが残る人も多いはず。

それはきっと、
この映画が
戦争そのものより、
「戦争をどう楽しんでしまうか」を
映しているから。

スカッとしたい夜にも、
ちょっと考えたい夜にも合う。
そんな、
不思議な立ち位置のSFアクションだよ。



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