ろろろ:
ねーねー
「キングピン/ストライクへの道」
って見たことないんだけどさー
どんな内容の映画なのー?
AI猫さん:
まかせてー!
今回は
「人生がガターに落ちても、玉だけは転がし続ける映画」
キングピン/ストライクへの道を、ゆるっと解説するねー
キングピン/ストライクへの道
(KINGPIN)
📘 作品データ
1996年|アメリカ|コメディ
監督:ピーター・ファレリー、ボビー・ファレリー
出演:ウディ・ハレルソン、ランディ・クエイド、ビル・マーレイ ほか
🎳 かつての天才、現在はどん底
物語の入り口は、ちょっと切ない。
主人公は、昔は将来を期待されたボウリングの才能を持っていた男。
でも今は、人生が思うように転がらず、冴えない日々を送っている。
過去の栄光があったことだけは分かるけど、
細かい成功談を誇る感じでもなくて、
どこか諦めと自嘲が混じった空気で始まる。
「戻りたい」というより、
「このままでいいのかな?」くらいの温度感。
🚐 出会いがすべてを動かす
そんな主人公が、ある若者と出会うことで話が動き出す。
その若者は、純粋で、素直で、そして才能がある。
この組み合わせが、
いかにもロードムービー的で、
いかにもコメディの匂いがする。
二人の関係は、
師弟っぽくもあり、
利用しているようでもあり、
ちゃんとした信頼関係とは言い切れない。
この曖昧さが、ずっと続く。
🤡 笑いの質は、かなり直球
この映画の笑いは、
上品とか知的とかいう方向ではない。
身体的だったり、
状況がひどかったり、
「そこまでやる?」というタイプのギャグが多い。
でも、不思議と後味は重くならない。
誰かを賢く描いて、誰かをバカにするというより、
全員ちょっとずつ残念、という世界観。
だから笑っていいのか迷いながら、
結局笑ってしまう。
🏆 トーナメントという分かりやすい目標
話の目的地として用意されているのが、ボウリングの大会。
ここが物語の背骨になっている。
勝つか負けるか、
うまくいくか、失敗するか。
構造自体はかなり分かりやすい。
でも、その過程で描かれるのは、
努力の美しさというより、
ダメな大人の未練とか、
うまくいかなさへの言い訳っぽさ。
そのズレが、この映画らしい。
🎯 タイトルが示す距離感
「キングピン」という言葉、
ボウリング的には中心で大事な存在を指すけど、
この映画では、誰もがどこか外している感じがする。
完璧なストライクより、
倒れきらないピンの方が印象に残る。
人生もそんな感じで、
きれいに決まらなくても、
転がし続けること自体が話になっている。
全体として、
深いメッセージを語るタイプではないし、
感動を押しつけてくることもない。
でも、
「うまくいってない人が、まだ動いてる」
その姿を、変に飾らず見せてくる。
笑いながら観て、
ちょっと肩の力が抜ける。
そんな一本。

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