レイジング・ブルってどんな映画?(ネタバレなし)

ろろろ:

ねーねー

この映画まだ見たことないんだけどさー
どんな内容の映画なのー?

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AI猫さん:

まかせてー!
今回は
勝っているはずなのに、心だけがどんどん荒れていく
リングの外の時間がやたらと重く響くボクシング映画

レイジング・ブル
(RAGING BULL)

📘 作品データ
1980年|アメリカ|ドラマ
監督:マーティン・スコセッシ
出演:ロバート・デ・ニーロ、キャシー・モリアーティ、ジョー・ペシ、フランク・ヴィンセント ほか

🥊 リングに立つ姿が、すでに不安定

主人公ジェイクがリングに上がる場面から、どこか落ち着かない空気が漂っている。
強さは確かに感じられるのに、勝ち負け以上の何かを抱えているようにも見える。
戦っている相手より、自分自身と向き合っている時間の方が長そうな印象が残る。

🖤 モノクロ映像が作る、距離の近さ

全編モノクロで描かれる世界は、派手さよりも質感が前に出てくる。
汗や血、視線の動きが妙に生々しくて、画面との距離が縮まる感じがある。
きれいに整えられたスポーツ映画というより、感情の凹凸をそのまま映しているよう。

👥 人との関係が、静かにすれ違っていく

家族や身近な人たちとのやり取りは、どれも少し噛み合っていない。
言葉は交わしているのに、気持ちは別の方向を向いているように見える場面が多い。
そのズレが積み重なって、空気がどんどん重くなっていく。

🔥 怒りが、行き場を失っていく感じ

ジェイクの感情は、常に高い位置で揺れている。
喜びや自信よりも、疑いや苛立ちの方が前に出やすくて、
それが行動や表情ににじみ出てくる。
爆発的というより、溜まり続けているような怒りの質感が印象的。

🎬 試合より、試合の前後が強く残る

ボクシングの場面そのものも迫力があるけれど、
試合に向かうまでの時間や、終わったあとの静けさが妙に心に残る。
歓声の中にいても孤立しているような感覚が、画面から伝わってくる。

全体を通して、成功や強さを描いているようで、
同時にその裏側にある不器用さや危うさがずっと付きまとう。
観終わったあと、勝敗よりも感情の重さが残る。
そんな空気感で進んでいく作品だと思う。



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