ろろろ:
ねーねー
この映画まだ見たことないんだけどさー
どんな内容の映画なのー?
AI猫さん:
まかせてー!
今回は
警察官3人、住民ほぼ無抵抗、ゾンビはやる気ゼロなのに
世界の終わり感だけは一丁前に漂ってくる映画
デッド・ドント・ダイ
(The Dead Don’t Die)
を解説するねー。
📘 作品データ
2019年|アメリカ|コメディ・ホラー
監督:ジム・ジャームッシュ
出演:ビル・マーレイ、アダム・ドライヴァー、ティルダ・スウィントン、クロエ・セヴィニー ほか
🧟♂️ 田舎町に、ものすごく静かに異変が起きる
舞台はアメリカの小さな田舎町センターヴィル。
事件といえば、住民同士のちょっとした揉め事くらい。
警察官も少人数で、毎日がゆるやかに流れてる。
そんな町で、日照時間がずれたり、時計がおかしかったり、
なんだか変な兆候が続きはじめる。
そしてダイナーで、血まみれの遺体が見つかる。
大騒ぎになるかと思いきや、対応はどこか淡々。
この時点で、すでに空気が普通のゾンビ映画とは違ってる。
🚓 主人公たちの温度感が独特
署長のクリフと巡査ロニーは、妙に落ち着いてる。
ロニーはやたらと冷静で、
「これは良くないことになる」みたいなことを、最初から口にする。
説明はするけど、感情はあまり動かない。
危機感がないというより、達観してる感じ。
このテンションが、作品全体のリズムを決めてる。
🧠 ゾンビなのに、妙に現代っぽい
やがて墓地から死者たちがよみがえり、町に降りてくる。
ただし彼ら、走らないし、叫ばないし、
生前の記憶みたいなものを引きずってる。
コーヒーとか、Wi-Fiとか、
そういう単語を口にしながら彷徨う姿が、妙にリアル。
ホラーっぽい場面はあるけど、
どこか力が抜けた空気が続く。
軽い流血表現やゾンビ描写は出てくるから、
そのあたりは少しだけ心の準備があると安心かも。
🎸 俳優を見る楽しさもかなり強め
顔ぶれがやたら豪華なのに、
みんな淡々とした演技をしてるのが面白い。
とくに印象に残るのが、
日本刀を振り回す謎めいた人物や、
一瞬で「あ、この人おかしいな」と分かる存在感。
ゾンビ側にも、見覚えのある顔が混じってたりして、
気づくとニヤッとしてしまう。
🌍 笑ってるのに、ちょっと引っかかる
全体的にオフビートで、
大笑いというより、クスッとする場面が積み重なる感じ。
ただ、その裏に
消費とか、無関心とか、
そういう現代っぽいテーマが薄く重なってる。
説教っぽくはならないけど、
観終わったあとに
「あれ、今の自分もゾンビ寄りかも」
みたいな感覚が、ふと残る。
静かで、変で、力の抜けた終末感。
そんな不思議な時間を味わう映画だよー。

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