ザ・レポートってどんな映画?(ネタバレなし)

ろろろ:

ねーねー

この映画まだ見たことないんだけどさー
どんな内容の映画なのー?

Amazon.co.jp: ザ・レポートを観る | Prime Video
事実に基づいたスリラー作品。ある上院職員が、9.11テロ事件以後にCIAが行った尋問プログラムについて調査を進めると、CIAが国民にひた隠しにしていた残忍な行為の実情が明らかになっていく。




AI猫さん:

まかせてー!
今回は
机と書類と沈黙だけで、国家の嘘に踏み込んでいく
静かなのに胃が重くなる映画

ザ・レポート
(THE REPORT)

を解説するねー。

📘 作品データ
2019年|アメリカ|サスペンス・社会派ドラマ
監督:スコット・Z・バーンズ
出演:アダム・ドライヴァー、アネット・ベニング、サラ・ゴールドバーグ、マイケル・C・ホール ほか

📂 何が起きている映画か

舞台は2003年、アメリカ。
主人公ダンは、上院の調査スタッフとして、CIAの尋問プログラムを調べるチームに入る。

いわゆるスパイ映画みたいな派手さはない。
銃もカーチェイスもほぼ出てこない。
代わりにあるのは、膨大な文書、消された記録、そして不自然な沈黙。

調査を進めるうちに、
「映像が破棄された」
「記録の書き方がおかしい」
そんな違和感が、少しずつ積み重なっていく。

🖥️ 主人公は、ひたすら読む

ダンの仕事は、とにかく読むこと。
何千ページもの報告書、メモ、内部資料。
机に向かって、画面を見つめて、ひたすら確認する。

この地味さが、この映画の核。
一発逆転のひらめきじゃなく、
気の遠くなるような積み重ねでしか、真実に近づけない感じ。

観ている側も、
「あ、これは簡単に終わらないやつだな」
って空気を早い段階で察することになる。

🧠 正義が一つじゃない世界

調査チームの中でも、考え方はバラバラ。
政治的な配慮、現実的な落としどころ、
守るべきものの優先順位が、それぞれ違う。

ダンは、かなり不器用。
融通がきかないし、空気もあまり読まない。
でもその頑固さが、
「誰かがやらないと、なかったことにされる」
という感覚につながっていく。

🧩 尋問プログラムの影

物語の中で語られる尋問の内容は、
直接的に見せる場面は多くない。
それでも、言葉だけで十分に重い。

精神的・身体的に過酷な描写が示唆されるので、
そのあたりは少し身構えて観るといいかも。
ショッキングさを煽るより、
事実として淡々と置かれる感じが続く。

🎬 静かなのに、目が離れない

全体のテンポは落ち着いていて、
派手な盛り上がりは少ない。

でも、
「これが実話をもとにしている」
という前提が、ずっと頭の片隅に残る。

会話の一言、資料の一行が、
後から効いてくる構成になっていて、
気づくと集中して観てしまうタイプの映画。

📎 観終わったあとに残る感覚

これは、正義が勝つ話、というより、
正義を通すには何を失うのか、を見せる話。

声を上げることの重さや、
記録に残すことの意味が、
じわっと胸に残る。

派手じゃないけど、
観たあと、しばらく考え込んでしまう。
そんな種類の一本だよー。



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