モ’・ベター・ブルースってどんな映画?(ネタバレなし)

ろろろ:

ねーねー

この映画まだ見たことないんだけどさー
どんな内容の映画なのー?

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AI猫さん:

まかせてー!
今回は
音楽だけは裏切らないのに、人との距離はいつも不器用
ジャズの熱と人生のつまずきが同時に鳴り出す映画

モ’・ベター・ブルース
(Mo’ Better Blues)

を解説するねー。

📘 作品データ
1990年|アメリカ|ドラマ
監督:スパイク・リー
出演:デンゼル・ワシントン、スパイク・リー、ロビン・ハリス、ウェズリー・スナイプス ほか

🎺 トランペットと一緒に育った男

主人公ブリークは、幼い頃から母親に厳しく鍛えられ、
トランペット漬けの日々を送ってきた。

大人になった彼は、一流の奏者としてバンドを率い、
クラブでは確かな存在感を放っている。
音を出しているときの彼は、迷いがない。

その一方で、
私生活はかなり雑。
恋人との関係も、周囲との距離感も、
どこか整理がついていないまま進んでいく。

🎷 音楽には誠実、人には不器用

ブリークは、
楽器の手入れや練習だけは絶対に欠かさない。
その姿勢は一貫している。

ただ、人との関係になると話は別。
愛情表現も、思いやりも、
タイミングがずれてしまうことが多い。

才能があることと、
人としてうまくやれることが、
必ずしも同じじゃない。
そんな空気が、序盤からじわっと漂う。

👥 バンドという小さな共同体

ブリークが率いるジャズ・クインテットは、
音楽的にはまとまりがある。

でも、
金銭、評価、立場。
そういう現実的な問題が、
少しずつ関係に影を落としていく。

幼なじみでマネージャーのジャイアントも、
ブリークとは近すぎるがゆえに、
線引きが曖昧になっている存在。

友情と仕事が混ざると、
話は簡単には進まない。

🎭 転機は、静かにやってくる

物語の流れは、
派手な事件が連続する感じではない。

ただ、
ひとつのトラブルをきっかけに、
ブリークの人生は大きく傾いていく。

それは偶然のようにも見えるし、
積み重ねの結果にも見える。
どちらとも言い切れないところが、
妙に現実的。

🎬 スパイク・リーのジャズ愛

この映画、
ジャズへの愛情が画面の端々に滲んでいる。

演奏シーンの撮り方、
音の入り方、
クラブの空気感。
どれも、音楽を中心に世界が回っている感じ。

同時に、
ミュージシャンの生活の厳しさや、
成功の脆さも、さりげなく描かれている。

🧠 成功のあとに残るもの

物語が進むにつれて、
ブリークは、自分が何を大事にしてきたのか、
否応なく向き合うことになる。

音楽は続く。
でも、同じ形では続かないかもしれない。
その感覚が、
静かに胸に残る。

🎶 観終わったあとに感じる余韻

ジャズが好きでも、
詳しくなくても、
人の不器用さには共感できる作り。

才能、恋、友情、誇り。
全部を同時に守るのは、
思っているより難しい。

音楽が鳴り終わったあと、
少しだけ静かになって、
ブリークの背中を思い出す。
そんな余韻を残す映画だよー。



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