ろろろ:
ねーねー
「ノー・グッド・シングス」
って見たことないんだけどさー
どんな内容の映画なのー?
AI猫さん:
まかせてー!
今回は2002年の
ほんの小さな親切が、じわじわ日常を歪ませていく映画
ノー・グッド・シングス
(NO GOOD DEED)
をゆるっと解説するねー。
📘 作品データ
2002年|ドイツ・アメリカ|サスペンス
監督:ボブ・ラフェルソン
出演:サミュエル・L・ジャクソン、ミラ・ジョヴォヴィッチ、ステラン・スカルスガルド ほか
🚪 きっかけは、よくある「助けたつもり」
物語の始まりは、とてもささやか。
困っていそうな相手に手を差し伸べる、ただそれだけ。
特別な事件でも、派手な行動でもない。
むしろ、日常の中ではわりと起こりがちな場面から話が動き出す。
でも、この映画は
「その選択が正しかったかどうか」
をすぐに判断させてくれない。
助けた側も、助けられた側も、
どこか状況を飲み込みきれていないまま、
関係だけが続いていく。
🧩 登場人物の意図が、うまく噛み合わない
出てくる人たちは、
全員が悪意を前面に出しているわけじゃない。
親切のつもりだったり、
自分を守ろうとしていたり、
ただ流されているだけだったり。
でも、それぞれの思惑が少しずつズレていて、
会話や行動が、微妙に噛み合わない。
そのズレが、
「何かおかしい」という感覚を
少しずつ積み重ねていく。
🏙️ 閉じた空間が生む、息苦しさ
舞台になる場所は、意外と限られている。
室内のシーンも多くて、
逃げ場が少ない印象を受けやすい。
外に出れば解決しそうなのに、
なぜか話は内側にこもっていく。
その閉塞感が、
登場人物の心理とリンクしていて、
観ている側も落ち着かなくなる。
派手な演出より、
この「空気の重さ」が
じわじわ効いてくるタイプのサスペンスかも。
🔍 正解が見えないまま進む展開
この映画、
「こうすれば安全」「ここで逃げればOK」
みたいな分かりやすい道筋をあまり示さない。
むしろ、
どの選択も微妙に不安で、
どれを選んでも後味が残りそう。
観ている側も、
登場人物と同じように、
判断を先延ばしにさせられる感じがある。
🌀 親切って、本当に安全なのか
ノー・グッド・シングスは、
善意そのものを否定する話ではなさそう。
ただ、
「善意が、必ずしも良い結果に直結するとは限らない」
その現実を、淡々と置いてくる。
誰かを助けること、
関わること、
距離を詰めること。
それらが持つリスクを、
大げさに煽らず、
静かに見せていく印象がある。
観終わったあと、
派手なシーンよりも、
最初の何気ない選択が
頭に残るかもしれない。
たぶんこの映画、
「何もしなかったらどうなっていたか」を
あとから考えさせるタイプなんだと思う。

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