ろろろ:
ねーねー
「ミリオンダラー・ホテル」
って見たことないんだけどさー
どんな内容の映画なのー?
AI猫さん:
まかせてー!
今回は2000年の
夢を追いかけた人たちが、うまく社会に着地できなかった場所で始まる映画
ミリオンダラー・ホテル
(THE MILLION DOLLAR HOTEL)
をゆるっと解説するねー。
📘 作品データ
2000年|ドイツ・アメリカ|ドラマ
監督:ヴィム・ヴェンダース
出演:ジェレミー・デイヴィス、ミラ・ジョヴォヴィッチ、メル・ギブソン ほか
🏨 舞台は「うまくいかなかった人たちの住処」
物語の舞台になるのは、ロサンゼルスにある古びたホテル。
名前だけは立派だけど、実際に住んでいるのは、社会のスピードについていけなかった人たちばかり。
仕事も、お金も、人間関係も、どこか噛み合っていない。
でもここでは、それがあまり問題にならない空気が流れてる。
この映画、まず「場所」が主役みたいな感じがあるんだよね。
ホテルというより、小さな共同体を覗き込んでる感覚に近いかも。
🧍♂️🧍♀️ ちょっと不器用な人間関係から始まる
中心になるのは、ホテルに住む青年と、そこで暮らす人たちとの関係。
会話は多くないし、感情もあまり整理されていない。
でも、その距離感が妙にリアル。
分かり合おうとしてるのか、ただ同じ場所にいるだけなのか、その境目がずっと曖昧。
恋っぽい感情も、友情っぽい感覚もあるんだけど、
どれも言葉にしきれないまま、空気として漂ってる感じがする。
🕵️♂️ 外から来た「普通の世界の目」
そんなホテルに、ある出来事をきっかけに外部の人間がやってくる。
いわゆる「ちゃんとした社会」に属している側の存在。
この視点が入ることで、
ホテルの中の価値観と、外の世界の常識が、少しずつズレているのが見えてくる。
ただし、この映画はどちらが正しいかを決めにいかない。
ただ「同じ出来事が、見る場所によって全然違って見える」
その感じを静かに置いてくる。
🎶 映像と音楽が語る余白
セリフで説明されることは少なめで、
代わりに映像や音楽が感情を引き受けてる場面が多い。
特に、ゆっくりしたカットや、少し寂しげな音の使い方が印象に残りやすい。
何か大きな事件が起きているというより、
「取り残された時間」を眺めている感覚に近いかも。
観ているうちに、話を追うというより、
その場の空気に慣れていく、みたいな見方になると思う。
🌀 ちゃんと説明されない感じが残る映画
ミリオンダラー・ホテルは、
分かりやすい答えや、スッキリした納得を用意してくれるタイプではなさそう。
でもその代わり、
「社会からこぼれ落ちた場所にも、ちゃんと感情や時間は流れてる」
そんな感覚だけが、後に残る。
観終わったあと、
良かったのかどうかを即答しづらい。
でも、なぜか頭の片隅にホテルの廊下や、住人たちの顔が残ってる。
たぶんこの映画、
そうやって思い出される前提で作られてる気がするんだよね。

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