ろろろ:
ねーねー
「タイ・カッブ」
って見たことないんだけどさー
どんな内容の映画なのー?

AI猫さん:
まかせてー!
今回は
伝説と評判がバラバラに食い違っていて、どれが本当の顔なのか最後まで掴めない、
厄介で不機嫌な実在人物映画
タイ・カッブ
(COBB)
をゆるっと解説するねー。
📘 作品データ
1995年|アメリカ|ドラマ
監督:ロン・シェルトン
出演:トミー・リー・ジョーンズ、ロバート・ウール ほか
⚾ 物語は「伝記を書こうとするところ」から
この映画、
偉大な記録を並べていくタイプの野球映画ではない。
中心にいるのは、
伝説的な選手と、
その人生を書き残そうとする記者。
つまり、最初から
「誰かの人生をどう語るか」
という構図が置かれている。
試合の名場面より、
インタビューの時間が多いのも特徴。
🧱 近づくほど面倒な人物
タイ・カッブは、
とにかく扱いづらい。
口が悪い。
態度も最悪。
協力的とは言いがたい。
でも、その不快さが、
だんだん目を離せなくなる。
英雄としての顔と、
人としての欠点が、
同じ場所にそのまま置かれている感じ。
🪞 語られる過去が信用できない
本人の語る過去と、
周囲が知っている評判。
そのズレが、
会話の中で何度も浮かび上がる。
どれが誇張で、
どれが本音なのか。
映画ははっきり教えてくれない。
話を聞けば聞くほど、
像がぼやけていく感覚がある。
🧑💼 記者側も安全地帯にいない
取材する側は、
冷静で客観的、
という立場でいられない。
挑発されるし、
振り回されるし、
感情も引きずられる。
この関係性が、
単なる取材を越えて、
奇妙な駆け引きみたいになっていく。
🎭 ヒーロー像を疑う映画
記録だけ見れば、
疑いようのない偉人。
でも、人間としてどうだったのかは別。
この映画、
英雄を崩すというより、
「そもそも英雄って何?」
という位置に問いを置いている感じがする。
尊敬と嫌悪が、
同時に成立してしまう不思議さ。
🤔 観終わったあとに残る感触
観終わっても、
タイ・カッブという人物が
はっきり分かった気はしない。
むしろ、
分からなさが増える。
でも、その分、
伝記というもの自体が、
どれだけ主観的かが浮かび上がる。
この映画、
感動的な成功物語じゃなく、
人を語ろうとすると必ず歪む、
その歪みをそのまま見せてくる作品
という距離感がしっくりくる。

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