ろろろ:
ねーねー
「BUNRAKU」
って見たことないんだけどさー
どんな内容の映画なのー?

AI猫さん:
まかせてー!
今回は
「物語が世界を殴りにくる、様式美だけで突っ走る映画」
BUNRAKUを、ゆるっと解説するねー。
BUNRAKU
(BUNRAKU)
📘 作品データ
2010年|アメリカ|ファンタジー・アクション
監督:ガイ・モシェ
出演:ジョシュ・ハートネット、木村拓哉、デミ・ムーア、ロン・パールマン ほか
🎭 まず世界が「普通じゃない」
この映画、始まった瞬間から
「あ、現実の話じゃないな」って分かる。
街並みも、人の立ち方も、色の使い方も、
全部がどこか作り物っぽい。
リアルに寄せる気は、最初からあまりない。
日本の文楽や歌舞伎っぽい要素と、
西部劇やアメコミ的な雰囲気が混ざっていて、
世界観そのものが舞台装置みたい。
物語を信じるというより、
「このルールでいきますよ」という宣言を受け取る感じ。
🥊 話はかなりシンプル
内容自体は、意外と分かりやすい。
支配者がいて、
暴力がルールになっていて、
そこに流れ者が現れる。
復讐っぽさもあるし、
因縁もあるけど、
細かい心理描写を積み上げるタイプではない。
むしろ、
「誰が何を象徴しているか」
の方が大事にされている印象。
登場人物は、
人というより“役”に近い。
🗡 アクションは現実感よりリズム
戦いの場面も、
リアルな殴り合いというより、
振り付けを見ている感覚に近い。
血の生々しさより、
動きの美しさや、
画面の構図が優先されている。
だから緊張感も、
「当たったら痛そう」というより、
「次、どう見せるんだろ?」に寄っている。
好みは分かれそうだけど、
世界観と一体になっているのは確か。
🧑🤝🧑 キャラクターは豪華だけど説明は少なめ
キャストはかなり豪華。
でも、
それぞれの背景が丁寧に語られるわけじゃない。
なぜそこにいるのか、
なぜその行動を取るのか、
全部は説明されない。
だから感情移入というより、
配置として眺める距離感になる。
「理解する」より
「受け取る」映画、という感じ。
🌈 色とセットが主役の場面も多い
正直に言うと、
ストーリーを追っているうちに、
話より画面を見てしまう瞬間が何度もある。
背景の色、
建物の形、
人物の立ち位置。
現実感を削っている分、
一枚絵としての強さが前に出てくる。
この映画、
筋を追うより、
雰囲気に身を任せた方がしっくりくる。
🪞 タイトル通り「文楽的」な感触
BUNRAKUというタイトル、
かなりそのまま。
登場人物たちは、
自分で動いているようで、
どこか“操られている”存在にも見える。
運命とか、復讐とか、支配とか、
そういう大きな力が、
人を前に進ませている。
感情より、構造。
リアルより、様式。
全体として、
万人向けのアクション映画ではない。
感動を求めると、
ちょっと肩透かしかもしれない。
でも、
「こういう世界を、本気で作りきった」
という一点においては、
かなり振り切っている。
物語というより、
舞台を観たあとみたいな後味。
好みがハマると、妙に忘れにくい一本。

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