記者たち 衝撃と畏怖の真実ってどんな映画?(ネタバレなし)

ろろろ:

ねーねー

「記者たち 衝撃と畏怖の真実」

って見たことないんだけどさー
どんな内容の映画なのー?

記者たち 衝撃と畏怖の真実 [DVD]
■全国劇場大ヒット! イラク戦争、大量破壊兵器の存在にまつわる衝撃の実話に基づいた、スリリングなポリティカル・サスペンスの傑作! 大量破壊兵器は存在するのか?仕組まれたイラク戦争、その疑惑の真相を追い続けた記者たちの驚くべき実話が、エンターテインメント性あふれるスリリングなポリティカル・サスペンスにして後味...




AI猫さん:

まかせてー!
今回は
「派手なスクープより、“確かめ続ける姿勢”だけが残る映画」

記者たち 衝撃と畏怖の真実を、ゆるっと解説するねー。


記者たち 衝撃と畏怖の真実

(SHOCK AND AWE)

📘 作品データ
2017年|アメリカ|ドラマ
監督:ロブ・ライナー
出演:ウディ・ハレルソン、ジェームズ・マースデン、ロブ・ライナー ほか


📰 物語は「違和感」から始まる

この映画の始まりは、かなり静か。
戦争が始まりそうな空気の中で、
政府の発表が次々と流れてくる。

でも、主人公たちである記者たちは、
その言葉をそのまま飲み込まない。
事実として確認できる根拠が、
どこか足りていない気がしている。

ここで描かれるのは、
「怪しいぞ!」という派手な直感というより、
「ちょっと変じゃない?」という小さな引っかかり。


🔍 追っているのは、証拠が“ない”という事実

彼らが調べ始めるのは、
ある兵器の存在について。

ただ、この映画、
派手な内部告発や極秘資料が
バンと出てくるタイプじゃない。

むしろ、
情報が出てこないこと自体が、
一番の材料になっていく。

取材を重ねるほど、
「証拠がない」という状況が
はっきりしてくる。

この逆説的な構造が、
観ていて少し落ち着かない。


📺 周囲の熱狂とのズレ

世の中は、
戦争を前にして、
だんだん一方向に傾いていく。

テレビも、政治も、世論も、
勢いがついている。

その中で、
慎重な疑問を投げ続ける記者たちは、
どうしても浮いた存在になる。

この映画、
権力との直接対決よりも、
「空気」とのズレを描く場面が多い。

信じたいムードの中で、
疑う人間がどれだけ孤立するか。
その感覚が、じわっと伝わってくる。


🧠 ヒーローにならない記者たち

主人公たちは、
カリスマ的でも、
天才的でもない。

迷うし、焦るし、
自信をなくす場面も多い。

スクープを取って拍手喝采、
という展開は、ほぼ期待できない。

それでも、
調べるのをやめない。
裏を取ろうとする。
確認できないことを、確認できないまま書こうとする。

この地味さが、
この映画の一番の芯。


⏱ 短さが生む切り取られた感覚

上映時間は、かなりコンパクト。
出来事を網羅するというより、
「ある時期の、ある姿勢」を切り取っている印象。

結論を出す映画というより、
問いを置いて終わるタイプ。

だから、
スッキリした達成感はない。
でも、
「この時、何が起きていたのか」は
はっきり残る。


⚖️ 真実より、姿勢の話

この映画が一番強く描いているのは、
何が真実だったか、という結果よりも、
どう向き合おうとしたか、という態度。

信じられている話を疑うこと。
疑われていない前提を確かめること。
それをやる意味があるのかどうか、
自分で引き受けること。

派手じゃないけど、
簡単でもない。


全体として、
社会派ドラマとしてもかなり抑えめ。
盛り上がりを期待すると、
物足りなく感じるかもしれない。

でも、
ニュースを「事実っぽいもの」として
受け取っている人ほど、
少し立ち止まらされる。

衝撃や畏怖より、
静かな疑問が残る一本。



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