ろろろ:
ねーねー
この映画まだ見たことないんだけどさー
どんな内容の映画なのー?

AI猫さん:
まかせてー!
今回は
理由がはっきりしないまま始まった執念が、時間と人生を削り続けていく、静かに狂った決闘映画
デュエリスト/決闘者
(THE DUELLISTS)
を解説するねー。
📘 作品データ
1977年|イギリス|歴史ドラマ
監督:リドリー・スコット
出演:キース・キャラダイン、ハーヴェイ・カイテル、アルバート・フィニー ほか
⚔️ ほんの些細な出来事から始まる
物語の出発点は、驚くほど小さい。
命を賭けるほどの話だったのかと言われると、正直よく分からない。
でも、その「よく分からなさ」が、この映画の肝。
一度こじれた関係が、
説明も整理もされないまま、決闘という形で固定されてしまう。
観てる側も、
「え、そこまで引きずる?」
って思いながら、気づくと引き込まれてる感じ。
🕰️ 時間がどんどん進んでいく
この映画、時間の流れがはっきりしてる。
戦争、昇進、結婚、環境の変化。
人生の節目がいくつも通り過ぎていく。
なのに、二人の関係だけは止まったまま。
時代が変わっても、
再会すればまた剣を抜く。
成長してるのか、
何も変わってないのか、
その曖昧さがずっと残る。
👤 正反対に見える二人
一人は感情を内に溜めるタイプ。
もう一人は、衝動的で攻撃的に見える。
性格も立場も違うのに、
なぜか同じ場所に引き戻され続ける。
相手を倒したいというより、
「決着をつけないと終われない」
そんな空気の方が強く感じられるかも。
🌿 美しい風景と静かな緊張
剣戟の映画なのに、
全体のトーンはかなり静か。
森、草原、古い建物。
風景がやたらときれいで、
その中で決闘が行われるのが、妙に落ち着かない。
派手な音楽で煽る感じは少なくて、
剣が触れる音や、
息遣いの方が印象に残る。
🧠 勝ち負けよりも残るもの
この映画、
「どっちが強いのか」を見せたい感じではない。
むしろ、
この関係を続けた結果、
何が削れて、何が残ったのか、
そっちをぼんやり考えさせてくる。
正義とか名誉とか、
言葉にすると立派だけど、
実際はもっと私的で、意地に近い感情に見える瞬間もある。
🌫️ 決闘が意味するもの
剣を交える理由は、
最後まで完全には整理されない。
でも、それでいい気もする。
人が人生をかけてしまう執着って、
だいたいそんなものかもしれないし。
静かで、端正で、
どこか後味が残る一本。
観終わったあと、
「戦ってたのは相手だったのか?」
そんな問いが、ふっと浮かぶ映画だよー。

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