
ねーねー
「マルコヴィッチの穴」
って見たことないんだけどさー
どんな内容の映画なのー?

了解ろろろ!
1999年、他人の人生は覗くとだいたい地獄――
“入ってみたら戻れない”
『マルコヴィッチの穴(BEING JOHN MALKOVICH)』
をゆるっと解説するねー。
📘 作品データ
1999年|アメリカ|ドラマ・コメディ
監督:スパイク・ジョーンズ
脚本:チャーリー・カウフマン
出演:ジョン・キューザック、キャメロン・ディアス、キャサリン・キーナー、ジョン・マルコヴィッチ ほか
🧠『マルコヴィッチの穴』ってどんな映画?
ひとことで言うと、
「“他人になりたい欲望”を、物理的に叶えてしまった映画」
ある日、
とんでもなく天井の低い会社に就職した男が、
オフィスの裏で不思議な“穴”を発見する。
その穴に入ると、
なぜか15分間だけ
俳優ジョン・マルコヴィッチの意識の中に入れる。
見る、聞く、感じる。
全部“他人の人生”。
しかも、
出口は高速道路の脇。
設定の時点で意味不明だけど、
この映画はその意味不明さを
一切説明しないまま突き進む。
そこが最高に不条理で、最高に知的。
🏢世界観(舞台)
舞台は、
現実と少しズレたニューヨーク。
7と1/2階という謎フロア、
異様に低い天井、
妙に事務的な人間関係。
全部が「現実っぽいのに、どこかおかしい」。
この映画、
世界が壊れるわけじゃない。
でも、
価値観がじわじわ歪んでいく。
ファンタジーなのに、
空気は異様に生々しい。
そこが、この映画の怖さでもある。
👥主人公
主人公は、
売れない操り人形師クレイグ。
才能はある(と思っている)けど、
承認されない男。
彼を取り巻くのが、
感情がどこか壊れている妻、
自信と支配欲の塊みたいな同僚、
そして、
“覗かれる側”のマルコヴィッチ本人。
誰も完全に善人じゃないし、
誰も完全に狂ってもいない。
ただ、
欲望に正直すぎるだけ。
🤯この映画の面白さ
① アイデアが最後までブレない
「人の中に入れる」
という設定を、
恋愛、仕事、支配、老いまで
徹底的に使い倒す。
② 笑えるのに、後味が悪い
コメディなのに、
観終わったあと
妙に気分が重い。
それは、
欲望の描写がやたら正確だから。
③ “自分でいたくない”気持ちを突いてくる
成功者になりたい。
愛されたい。
他人の人生のほうが良さそう。
その浅はかな願いが、
どこに行き着くかを見せてくる。
🧊まとめ
『マルコヴィッチの穴』は、
わかりやすい映画じゃない。
でも、
・変な映画が好き
・アイデア一発勝負に弱い
・「自分って何?」を考えがちな人
そんな人には、
一生忘れない一本になる可能性が高い。
他人の頭に入っても、
問題は解決しない。
むしろ、
自分の厄介さが浮き彫りになるだけ。
そんな残酷で可笑しい真理を、
全力で突きつけてくる映画だよ。
独断と偏見に満ちた
【ろろろーぐ指標】
🍿 ポテチ映画度 ★★☆☆☆
⏱ 体感的長さ ★★★★☆
🛋 ながら見適性 ★☆☆☆☆

へぇー、
なんだか面白そうな映画だね!
今度見て見ようっと♪
いやぁー、
映画って本当にいいもんですねー
さよなら
さよなら
さよならー♪

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