
ねーねー
「エル・スール」
って見たことないんだけどさー
どんな内容の映画なのー?

了解ろろろ!
記憶と沈黙がゆっくり滲んでいく“詩的ドラマ映画”
『エル・スール(EL SUR)』
をゆるっと解説するねー。
プライム配信されてる作品は、最後にリンクも置いとくよー
📘 作品データ
1982年|スペイン・フランス|ドラマ
監督:ビクトル・エリセ
出演:オメロ・アントヌッティ、ソンソレス・アラングレン ほか
🌑『エル・スール』ってどんな映画?
この映画は、とにかく静か。
事件が次々起こるわけでも、分かりやすい感情の爆発があるわけでもない。
少女の視点を通して、父という存在、そして語られない過去が、少しずつ輪郭を持って立ち上がってくる。
観ている側は、説明されないことの多さに戸惑いながらも、
その「分からなさ」ごと受け取るような感覚になるはず。
物語を追うというより、
記憶の中を歩いているような映画だよ。
🏡 世界観(舞台)
舞台はスペイン北部の田舎町。
明るい南(=エル・スール)とは対照的な、湿った空気と影の多い風景が広がる。
スペイン内戦の傷跡は、直接的には語られない。
でも、大人たちの沈黙や視線、家庭の中の緊張感として、確かに存在している。
風景そのものが、過去を抱え込んでいるような世界観で、
エリセ監督らしい「語らない演出」が徹底されているよ。
👧 主人公
主人公は、成長していく一人の少女。
彼女は世界を理解しきれないまま、それでも周囲を観察し、感じ取ろうとする存在として描かれる。
父親は謎めいた人物で、
愛情は感じられるのに、どこか遠い。
その距離感が、少女の心に影を落としていく。
この映画では、
「分かろうとすること」そのものが、主人公の物語になっている。
🎞 この映画の面白さ
① 説明しない美しさ
セリフで語らず、光や構図、沈黙で伝える。その徹底ぶりが心地いい。
② 子どもの視線のリアルさ
理解できないまま受け取ってしまう世界。その不完全さが、とても正直。
③ 未完成ゆえの余韻
実は意図せず“未完”の形で残った作品だけど、その欠落が逆に想像力を刺激する。
🌫 まとめ
『エル・スール』は、
分かりやすさやカタルシスを求めると、たぶん合わない。
でも、
「語られなかった過去」
「家族の中に残る違和感」
そういうものに、なぜか心が引っかかる人には、深く残る映画。
静かな時間に、ゆっくり向き合う一本。
観終わったあと、しばらく言葉が出てこない感じも含めて、この作品の魅力だと思う。
独断と偏見に満ちた
【ろろろーぐ指標】
🍿 ポテチ映画度 ★☆☆☆☆
⏱ 体感的長さ ★★★☆☆
🛋 ながら見適性 ☆☆☆☆☆

なんだか面白そうな映画だね!
今度見て見よっと♪
いやぁー、
映画って本当にいいもんですねー
さよなら、
さよなら、
さよならー♪

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