ろろろ:
ねーねー
「THE 4TH KIND フォース・カインド」
って見たことないんだけどさー
どんな内容の映画なのー?
AI猫さん:
まかせてー!
今回は2009年の
「これは本当に映画なのか?」という疑問が、じわじわ頭から離れなくなる映画
THE 4TH KIND フォース・カインド
(THE FOURTH KIND)
をゆるっと解説するねー。
📘 作品データ
2009年|アメリカ|サスペンス・SF
監督:オラトゥンデ・オスンサンミ
出演:ミラ・ジョヴォヴィッチ、ウィル・パットン ほか
🌌 実話っぽさを全力で押してくる導入
この映画、始まってすぐに
「これは実際に起きた事件をもとにしている」
という前提が置かれる。
舞台はアラスカの小さな町。
失踪事件が相次ぎ、原因がはっきりしないまま、不安だけが積み重なっている。
ドキュメンタリーのような語り口で進むから、
最初は映画というより、
再現映像を見せられている感覚に近いかもしれない。
ここで一度、
「信じるかどうかは観る側次第」
という空気を植え付けてくるのが特徴的。
🛋️ セラピーの記録から、違和感がにじみ出る
物語の中心になるのは、心理カウンセリングの場面。
患者たちは共通して、
眠っている間の記憶に曖昧な空白を抱えている。
最初は、
ストレスやトラウマの話として進んでいくんだけど、
少しずつ説明しきれない点が増えていく。
言葉の選び方や、沈黙の間、
急に変わる表情。
派手な演出は少ないのに、
「何かおかしい」という感覚だけが強まっていく。
👽 見せ方が、不安を加速させる
この映画の特徴は、
再現映像と、実際の記録映像っぽいものを
並べて見せてくるところ。
どこまでが演出で、
どこからが事実なのか、
線引きがわざと曖昧にされている。
そのせいで、
怖さの正体が
映像そのものなのか、
「信じてしまいそうになる自分」なのか、
分からなくなってくる。
音や画面の乱れも多くて、
視覚的にも精神的にも落ち着かない。
🌙 夜と眠りが、だんだん信用できなくなる
物語が進むにつれて、
夜や睡眠そのものが、安心できないものとして描かれていく。
眠る=休息、という感覚が揺らいで、
むしろ無防備になる時間みたいに扱われる。
誰もいない部屋なのに、
何かに見られている気がする。
その感覚が、説明されないまま続くのが、かなり厄介。
派手なジャンプスケアより、
この「逃げ場のなさ」が印象に残りやすい。
🌀 信じるかどうか、決めきれないまま終わる
THE 4TH KINDは、
答えをはっきり提示する映画ではなさそう。
事実なのか、
思い込みなのか、
集団的な錯覚なのか。
どの解釈も完全には否定されず、
でも完全に納得できる説明も与えられない。
観終わったあと、
怖かったかどうかを言葉にする前に、
「ちょっと調べたくなる」
そんな引っかかりが残るかもしれない。
たぶんこの映画、
怖さそのものより、
「信じてしまいそうになる感覚」を
持ち帰らせるタイプなんだと思う。

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