ろろろ:
ねーねー
「ブルーラグーン」
って見たことないんだけどさー
どんな内容の映画なのー?
AI猫さん:
まかせてー!
今回は1991年の
楽園に戻ったはずなのに、そこが本当に安心できる場所かどうか分からなくなっていく映画
ブルーラグーン
(RETURN TO THE BLUE LAGOON)
をゆるっと解説するねー。
📘 作品データ
1991年|アメリカ|ロマンス・ドラマ
監督:ウィリアム・A・グレアム
出演:ミラ・ジョヴォヴィッチ、ブライアン・クラウス ほか
🌴 再びたどり着く、誰もいない島
物語は、船の事故をきっかけに、数人の生存者が無人島へ流れ着くところから始まる。
そこはかつて人が暮らしていた痕跡もあり、自然は豊かで、見た目だけなら理想郷みたいな場所。
助けも来ないし、文明の気配もほとんどない。
でも、生きるために必要なものは一通り揃っていそう。
この時点では、
「なんとか暮らせそう」
そんな安心感と、
「ここから先どうなるんだろう」
という不安が、同時に置かれている感じがする。
👦👧 子どもだった存在が、成長していく時間
島での生活が続く中で、中心になるのは若い二人の存在。
最初はただ生き延びることに必死で、感情を整理する余裕もない。
でも、時間が経つにつれて、
身体も、考え方も、少しずつ変わっていく。
この映画、成長を説明的に描くというより、
「いつの間にか、そうなっていた」
という距離感で進んでいく印象がある。
自然の中で暮らすことで、
文明的なルールとは違う形で、
人としての感覚が育っていく様子が見えてくる。
🌊 楽園っぽさと、逃げ場のなさ
海はきれいで、空も明るい。
映像だけ見ると、ずっと穏やかで平和そう。
でも、島は同時に「外に出られない場所」でもある。
選択肢が少なく、
関係性も、環境も、簡単には変えられない。
楽園っぽい風景と、
閉じた世界の息苦しさが、
並行して存在しているのが、この作品の特徴かもしれない。
💬 言葉より、距離感で伝わる関係
登場人物たちは、長い説明や哲学的な会話をするわけじゃない。
むしろ、沈黙や仕草、視線のやり取りが多い。
気持ちがはっきり言語化されないまま、
関係性だけが少しずつ変わっていく。
観ている側も、
「今どういう感情なんだろう?」
と考えながら追いかけることになる。
🌀 自然の中で生きる、ということ
ブルーラグーンは、
自然に身を委ねることの美しさと、
そこに潜む不安定さを、同時に見せてくる。
便利さや安全がない代わりに、
嘘も、建前も、あまり存在しない世界。
それが自由なのか、
それとも不安なのかは、
観る側の受け取り方に委ねられている感じがする。
観終わったあと、
島の景色や、波の音と一緒に、
「もし自分だったらどう感じるだろう」
そんな問いが、静かに残るかもしれない。
たぶんこの映画、
楽園を描きながら、
その裏側にある現実を、
そっと並べて見せてくるタイプなんだと思う。

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